コンジローマと間違う!似た病気

コンジローマは性感染症・性病として知られ、男性の感染が多い病気です。
ただ、女性も感染する可能性もあり、どちらも注意が必要となります。
そんなコンジローマですが、実際には自覚症状がほとんどなく、気付かないうちに進行しているということもあります。
そうなると、症状が悪化して顕著になってきてから「これは大変なことになった」と思うことも多いです。

実際に症状が悪化してから治療に入ると、当然ですが治療にも時間がかかることがあります。
コンジローマに感染していると思った場合は、まずは専門医に相談してみてください。
ただ、男性のコンジローマに関しては、似た病気もあるので注意が必要となります。
特に似た病気として知られているのがフォアダイスです。
フォアダイスは原則としては病気ではないのですが、似た病気として認識されているので、そちらの知識も有しておくことは重要となります。
まずはそれらの症状についても知っておくようにしましょう。

男性の場合も女性の場合も、コンジローマに感染するとイボが発生するのが一般的です。
多くの病院では視診によって、それらのイボから判断し、コンジローマだと診察・診療していきます。
しかし、男性のコンジローマの場合は、フォアダイスと呼ばれるものである可能性も含めて診察・診療がおこなわれるのです。
これはコンジローマにとても似ていて、同じように陰茎や亀頭にプツプツとしたイボができます。
ただ、フォアダイスの場合は病気ではなく、治療する必要も一切ありません。
ただ、これらのプツプツに関しては見た目で判断するのが難しく、医師に相談した方が良い場合がほとんどです。

コンジローマの場合は亀頭の下や陰茎の上にイボができることが多く、その形状は顆粒状となっていることが一般的です。
イボが密集して顆粒状になっているので、そこで判断することができます。
それに比べてフォアダイスはイボがあるものの、顆粒状ではありません。
それらの点で似た病気かどうかを判断することができます。

不安な方は、早めに専門の医師に相談してみてください。
コンジローマを診てくれるところだと、泌尿器科がおすすめです。
イボということもあって皮膚科に相談する人もいますが、コンジローマは性病・性感染症なので、泌尿器科が基本的にはおすすめです。
それも含めて、まずは相談してみてください。
ちなみに、コンジローマの場合は潜伏期間もあって気付かないことがあるので、そこはよく観察してみることも重要です。