コンジローマの男性の自覚症状

コンジローマに感染してしまうのは女性ではなく男性となります。
そんなコンジローマですが、実は自覚症状がほとんどないと言われているのです。
事実、感染している方の中でも、コンジローマが即座にわかるという方は少ないでしょう。
そもそもコンジローマに対しての知識がないという方が多く、どのような病気なのかも把握していない方がほとんどです。

このコンジローマというのは性交渉で感染することが多い性病・性感染症です。
性交渉によって摩擦などが生じると、性器の皮膚や粘膜に傷が付き、そこから感染してしまうということが一般的となっています。
自覚症状がほとんどないため、気付かずにずっと放置していることも多いです。
また、コンドームなどの避妊具を装着している場合は、そもそも摩擦が皮膚に残ることはないですし、傷が付いてもそこから感染するリスクは最小限に抑えられます。
つまり、避妊具を装着せずに性交渉などをおこなっている方が、特にコンジローマになりやすいと言えるのです。

では、コンジローマの自覚症状についてですが、これはイボなどの見た目から判断する方法があります。
コンジローマになると、亀頭部分の少し下にイボができることがあります。
このイボは普段の陰茎にはないものなので、見た目から判断することができるのではないでしょうか。
普通とは違っているので、その異変に気付くということもあります。
ただ、皮膚に馴染んでいるということもあって、なかなか見た目で判断できない場合が多いです。
性器に関しては毎日のようにトイレやシャワー、お風呂で見ることになるのですが、それでも気付かないことが多いでしょう。
そこから悪化して、そのイボが顆粒状になって初めて気付くという方もいます。
コンジローマの特徴は、他のイボに比べても顆粒状になっていくということです。
細かなプツプツができることによって、そこで「あれ?なんかおかしいな」と思うこともあります。

自覚症状がなかなかないものなので、そこは早めに相談するようにしてください。
異変を感じたら、すぐに専門の医師に相談しましょう。
もちろんコンジローマの場合はあまり症状が出ないので「放っておいても良いか」と思ってしまう方がいます。
しかし、放置していても決して良いことはありません。
コンジローマも立派な性病・性感染症なので十分に気を付けておいてください。
他の性病である可能性も含めると、性感染症に対しても正しい知識を持って対応することが必要です。