尖圭コンジローマの特徴

尖圭コンジローマとは

尖圭コンジローマとは性病の一つです。
交際しているパートナーがいる方や、頻繁に性行為をしている方など、感染しないように注意したい病気の一つとなっています。
この病気はどんな病気なのか、なるとどう困るのか、その特徴をご紹介します。

特徴的な症状

性病についてやはり気になるのはその症状についてでしょう。
尖圭コンジローマの症状とは特徴的なイボができることです。
感染部位は性器や肛門周りとなります。
そちらにイボができるのがこの病気の特徴です。
肛門周りは直接自分の目で確認できないことが多いため、あまり気づかないかもしれませんが、性器については自分の目でも確認できるため、イボができると気付く方も多いです。
通常はイボなどできない部位ですから、それができると驚かれる方も多いですね。

このイボは痛みやかゆみなどはない場合が多いですから、イボができているという見た目上の問題以外にはあまり生活に支障はありません。
しかしこのイボが気持ち悪いと、この病気をかなり気にされる方は多いです。
また、痛みやかゆみがなく、生活に支障がないからといって問題がないわけではありません。
その状態で性行為などすると相手にうつしますし、放置すると症状が悪化していきます。
性器などにイボができており、尖圭コンジローマになったかもと思ったら早めに治療を考えてください。

再発しやすい

尖圭コンジローマの特徴として、再発しやすいことも知っておくといいです。
この病気は性病の治療をしている病院で治療ができることが多く、性器などに出ていたイボを除去できることも多いです。
しかし一度治療を終えたあと、再発してまたイボができることも比較的よくあります。
そのときはまた初回時と同じように性病の治療ができる病院に通うことになります。
このような再発が多いのは、コンジローマの原因となっているウイルスを体内から除去する方法がないためです。
現在イボを作っているウイルスについては治療時に除去できますが、そこにいないウイルスについては除去できないため、再発したらまた同じように治療するという対応になります。
このような特徴があるため、尖圭コンジローマはなるべく感染しないように注意したい病気です。
しかし性病は気づかずに感染するケースも多いですから、気をつけていてもなってしまうこともあるでしょう。
そのときは病院で速やかに治療してください。
受診先は性病科、泌尿器科、婦人科など、性病を診られる病院となります。