泌尿器科で性病を治療する

性病はしっかり治療しなければいけない

性病の怖いところは放置しておいても完治しないところで、しっかりと治療しなければどんどん進行していき、やがて体内に悪影響を及ぼすこともあります。

たとえばコンジローマの場合、イボのようなものが性器にできてしまう特徴がありますが、放置しておけばその範囲が広がってきますし、かゆみなどの症状も出てきて見た目も悪くなります。

また、治療を進めて菌が少なくなってきてもなかなかイボが消えなかったりするケースもあるそうなので、早期発見早期治療は大きなポイントと言えるでしょう。

コンジローマだけでなく、淋菌感染症やクラミジア感染症などの性感染症にも同じようなことが言え、たとえばクラミジア感染症であれば感染したままにしておけば尿道から前立腺のほうへ進行していくと抗生物質が届きにくくなってしまいますので、治療期間が長くなり、その分コストもかかってしまいます。

女性の場合は不妊や生理痛が重くなったりするリスクもありますし、HIVの感染リスクも性感染症がない人と比べると高くなります。

まずは泌尿器科を受診する

男性であれば性感染症にかかったらまず泌尿器科を受診して自分が本当に性感染症にかかっているかどうか確認し、その後感染していることが分かったら治療を進めていきます。

検査方法はコンジローマであれば直接患部を見てチェックしたり血液検査で判断しますし、淋菌感染症やクラミジア感染症の場合は採尿検査や血液検査などで判断します。

治療の進め方はコンジローマの場合は軟膏を処方されて治療する薬物治療もあれば、イボを除去する外科的な治療を行うこともあります。

淋菌感染症やクラミジア感染症の場合は抗生物質による薬物治療がメインになります。

泌尿器科を探してみよう

そして泌尿器科を探すときには評判などをチェックするのはもちろんですが、病院やクリニックのホームページも併せてチェックしておきましょう。

最近ではほとんどの病院やクリニックがホームページを持っていますし、そこには院内の環境が写真で掲載されていたり診療時間やできることなども確認できます。

また、性感染症の治療の場合は保険適用のところとそうでないところがありますので、そこも確認しておいてください。

保険適用外の場合は全額自己負担になりますので、通常の診察料よりも高額になります。

これらのことを踏まえて自分に合ったところを見つけて、適切な治療をしましょう。