泌尿器科で行う性病の検査内容とは

性病の検査をしよう

淋菌感染症やクラミジア感染症、コンジローマなどの性病を予防するためにもっとも効果的な手段は定期的に検査を行うことです。

定期的に検査を行っていれば、万が一自分が性病に感染していてもすぐに治療をスタートできますし、早期発見であればそれほど長い期間かけなくても完治できる可能性が高いからです。

性病の検査を定期的にやっている人は性産業に関わっている人以外だとまだまだ少なく、意識的には低いと言わざるを得ない状況です。

しかし性行為が活発な若い世代にこそ積極的に検査を受けて欲しいですし、若いうちから予防することは将来的にも大きなメリットがあるのです。

たとえばクラミジア感染症にかかってしまった場合、そのまま放置していてパートナーにも感染させてしまい、その後気付かず時間が経過すれば当然症状は深刻になります。

そして最悪の場合不妊になってしまい、子供が作れなくなってしまうリスクも出てきます。

泌尿器科でできる性病の検査

性病の検査は泌尿器科ですることが可能で、検査内容はいたって簡単です。

男性であれば検尿や血液検査によってクラミジア感染症や淋菌感染症などの性病の検査ができますし、女性の場合は腟や子宮の入り口のおりものを採取して検査します。

この際に特に痛みはないそうなので安心です。

ほかにもHIV、梅毒、骨盤内クラミジア感染の有無を血液検査によって行うことができますし、性器ヘルペスコンジローマは視診だけでわかります。

クラミジア感染症、淋菌感染症、HIV、梅毒の検査は結果がわかるまで4~5日かかることが多いそうです。

費用はそれぞれの検査内容によって異なりますので、まずは受けたい検査を伝えてどのくらいかかるのか聞いてみるといいでしょう。

泌尿器科以外でもできる?

性病の検査は泌尿器科以外で行うことも可能で、たとえば婦人科や小児科、皮膚科でもできますし、保健所でもできます。

病院やクリニックで行う場合は泌尿器科も含めて保険が適用されないこともありますから、この点もあらかじめ確認が必要になるでしょう。

また専用の検査キットが販売しているので、それを利用して検査をすることもできます。

しかし検査キットはあくまでも簡易的なものなので、正確に判断できない可能性もあるそうですから、確実に結果を知りたいのであればやはり医療機関を受診するのが一番でしょう。

性病の検査をしておけば、自分自身だけでなくパートナーも安心できます。