コンジローマの検査はどんなもの?

コンジローマの検査

コンジローマは性病の一種になります。

そして性病といえば検査が非常によく行われますから、コンジローマの検査とはどんなものか、痛いのかとお悩みかもしれません。

これについてはあまり心配はいりません。

病院や医師によっても変わりますが、コンジローマなら検査なしで診断されることもあります。

その理由の一つは症状が特徴的なためです。

鶏のトサカのようなイボができるのがその症状で、これを医師が目視で確認すればコンジローマだと診断できます。

少なくともクラミジアや淋病のように検査がほぼ必須の病気ではありませんから、検査についてはあまり気にしなくていい病気です。

検査なしのメリット

コンジローマの治療にあたって特別な検査を行わないのは患者にもメリットがあります。

検査をする場合は結果が出るのを待って治療開始となる場合もありますが、検査なしで診断ができるならすぐに治療開始できるのです。

早く治したい方にはありがたい対応となるでしょう。

さらに性病検査を受けると診察料のほかに検査料もかかるところが、検査のいらないコンジローマならその費用が節約できて少しお得です。

コンジローマの治療方法について

症状がすでに出ている方にとって検査はあまり問題にならないのですが、治療方法がどうなるのかも気になるところでしょう。

性病はその種類によっては飲み薬の処方だけとなる場合もあり、風邪のような感覚で治療できる場合もあります。

しかしコンジローマはそうはならず、病院で処置が行われることも多いです。

よく行われるのは液体窒素療法と呼ばれるもので、液体窒素に浸した綿棒をイボに押し当てます。

液体窒素は超低温ですから、綿棒を使ってこれを患部に当てられることで細胞が壊死し、正常な細胞の再生が促されるのです。

診断に検査がいらないため、初診ですぐにこの処置が行われることもあります。

ちなみに痛みが少しある治療法で、さらには複数回これを繰り返す必要があるため、痛みが心配な方は医師とよく相談してください。

このほか、液体窒素とあわせて塗り薬を使う、手術をするなど、いくつかの治療法があります。

検査はいらないが治療は少し大変?

ご紹介してきたようにコンジローマは検査はいらない場合もあり、治療開始まではスムーズなのですが、治療方法は痛みがあったり、場合によっては手術になったりと、飲み薬を飲むだけで治るという病気ではありません。

体の負担が心配なときは医師とよく相談し、なるべく負担の軽い方法で治療してもらうといいでしょう。