ボーエン病とコンジローマの症状。

ボーエン病って何?

みなさんはボーエン病という病気について、聞いたことがあるでしょうか。

この手の病気については、あまり聞いたことがないということで知らない人も多いです。

簡単に言うと、ボーエン病は皮膚の病気の一種であり、見た目ですぐにわかります。

皮膚の最も外側になる表皮細胞に見られる病気となっていて、多くは悪性です。

表面がカサブタのようにカサカサした状態となることもあり、人によっては大きなアザのように見えることもあるなど、症状に悩まされることが多いです。

色素が変わることも多く、本来の肌色ではなく赤色や黒色に変色することもあります。

見た目ですぐにわかるので病院に行く人も多いですが、中には放置している人もいます。

最悪の状態になると、自分で擦ったり剥がしたりすることによって傷つけてしまうこともあり、そこから症状がさらに悪化していくということもあるのが厄介です。

皮膚に異変が出たら、すぐに皮膚科などに相談するようにしてください。

コンジローマって何?

コンジローマという病気についても知らない人が意外と多いのではないでしょうか。

人によっては聞いたことはあるけれど、詳しくは知らないという人もたくさんいます。

コンジローマは性感染症の1つであり、主に性病の一種と言われています。

ただ、皮膚にイボができることから、皮膚病の一種とも考えることができるでしょう。

医師によって判断は異なるものの、明らかに性器にイボが出るなど症状もはっきりしており、人によっては痛みやかゆみや出血を伴うことがある病気です。

性行為などによって感染することが多く、主に粘膜接触で感染してしまいます。

そのため、コンドームなどの避妊具があれば感染の多くを防ぐことは可能です。

それでも性行為を生で行ってしまう人は、他の性感染症になってしまうこともあります。

コンジローマは自覚症状が少ないですが、重篤化することもあるので注意してください。

皮膚病と性病の見分け方は?

実は皮膚病と性病は似ている部分が多く、どちらも肌に症状が出ることがあります。

そのため、多くの人は皮膚科などに相談することがとても多いです。

しかし、ボーエン病などであれば皮膚科でも診てくれますが、症状によっては産婦人科や性病科で診てもらうことが必要となることもあるかもしれません。

そのため、できれば症状に合わせて泌尿器科なども含めて相談するべきです。

皮膚に異変が出ているということは異常事態なので、放置せずに専門医に相談してください。