コンジローマの治療方法

コンジローマに感染してしまった方は、「どのように治していけば良いのか」と頭を抱えているかもしれません。
実際にコンジローマと聞いても、そもそもどのような病気なのかわかっていない方も多いです。
この病気は性病・性感染症の1つで、自覚症状がほとんどない病気となります。
亀頭の下部分にプツプツとした顆粒状のイボができるのが、一番わかりやすい症状と言えるでしょう。

実際に痛みや痒みも少ないので、そのまま放置してしまっている方もいます。
しかし、コンジローマの場合は悪化すると、見た目が悪くなることはもちろん、やはり症状も出やすくなっていきます。
だからこそ、しっかりと考えて治療をおこなっていくことが必要なのです。
まずは的確な治療方法を試して、コンジローマを完治させていくことが必要です。
完治するという考え方はなかなか難しいですが、医師としっかり向き合っていけば治療は可能と言えます。

では、具体的にコンジローマでは、どのような治療方法が使われるのでしょうか。
一般的となるのが、まずは冷凍凝固法です。
これは液体窒素を使って、患部を冷凍凝固させて治していく方法です。
コンジローマの場合は皮膚にイボができてしまうので、液体窒素などで凍結させるのが効果的だと言われています。
だからこそ、この手の治療方法が近年はメジャーとなっているのです。

もちろん、冷凍すると聞くと「もう使い物にならなくなるのでは」ともう方もいるかもしれません。
しかし、そのようなことはありません。
そもそも使い物にならなくなるような治療方法は、病院では提供していません。
ちゃんとその後も使えるようになるので、安心して大丈夫です。
ただ、コンジローマは性感染症・性病の1つであり、主に性交渉によって感染してしまう病気です。
そのため、いくら使えるようになったからと言っても、避妊具を装着せずに性交渉などをするのは良くありません。
感染しないための工夫が必要となります。

その他、塗り薬による治療方法もあります。
この場合は文字通り塗り薬を使って治療していくので、負担自体は少ないです。
ただ、効果は人によって若干異なり、治療に必要な時間も少しかかってしまいます。
どちらにしても冷凍凝固法も1週間〜2週間の間を空けて治療が必要となるため、時間自体はかかってしまうでしょう。
ただ、性病や性感染症はそもそも治療に時間を要することもあるので、そこは根気よく治していくことが必要となります。
それを自覚し、しっかりと治療をおこなっていきましょう。