コンジローマは手術するの?

コンジローマの治療方法について

コンジローマの主な症状はイボとなるのですが、これをどうやって治すのか気になりますよね。
性病によっては飲み薬などになる場合も多いですが、イボの治療はあまりそのような内服薬の治療にならないことが多いです。
すると手術になるのか、かなり気になるところでしょう。
これについてコンジローマの治療はあまり飲み薬などにはなりませんが、手術などは必要ありません。

体にメスを入れるといった処置はあまり一般的ではありませんから、その点は安心して病院を受診できます。
ただし、病院で直接処置を受ける場合も多く、そのときには少し痛みもあります。
コンジローマの治療方法はそのようなものが一般的となることは知っておくといいです。

具体的な治療方法ですが、液体窒素を使った方法がよく行われます。
液体窒素とはマイナス196度にもなる非常に冷たい液体です。
名前だけは聞いたことがある方も多いでしょう。
これを使ってコンジローマを治療していきます。
この液体窒素を綿棒に沁み込ませ、それを患部にできているイボに押し当てていきます。
これをすることでイボの部分が低温やけどし、組織が壊死するのです。
そのおかげで手術などしなくてもイボを除去していけます。

液体窒素の治療法は複数回必要

この液体窒素を使った方法は手術なしでコンジローマのイボを除去できる治療方法となるのですが。1回でイボを完全に除去できるわけではありません。
患部にできたイボをきれいに取り除けるまでには複数回の治療が必要になることが多いです。

そのためコンジローマの治療を開始すると、治療先となる性病科や泌尿器科まで定期的な通院が必要になりがちです。
受診するたびに患部にできているイボに液体窒素を使った治療を施し、少しずつイボを除去していく方法となります。
途中で治療を止めるとイボを除去しきれませんから、途中でやめないように注意してください。

その他の治療法

コンジローマの治療法は先の液体窒素の方法以外にもあります。
やはり手術といった方法ではなく、こちらは塗り薬の使用となります。
コンジローマは原因となるウイルスがいるため、これに効く抗ウイルス薬となる塗り薬を塗るのです。

こちらもコンジローマに有効な治療法となるのですが、完治にいたる確率はやや低いため、補助的に使われることが多い方法となります。
先の液体窒素の方法と一緒に使われることもあります。
コンジローマの治療方法はこのようになっており、手術などは通常行われません。
手術に対する不安がある方も気軽に病院まで相談してください。